「なりたい!」は天からのメッセージ
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嬉しいです!
今後も、お子様の夢を叶える一助になる記事を書いていきますね。
さて、今日のテーマは「なりたい!」です。
今日は、この「なりたい!」をどのように育てていけばいいのかを、なるには式天才教育の視点からご紹介いたします。
多くの場合、大人の私たちは大脳が発達して日々駆使していますので、「なりたい!」も、損得が加味された大人の「なりたい!」が多いようです。
たとえば、金銭的に苦労をされている方は、「お金持ちになりたい!」のような現実的なものもあるでしょう。学生時分に海外に憧れた人は、今も「外国で暮らしたい!」なんて思うかもしれませんね。
他方、~12歳ぐらいまでの子供の場合は少し異なります。大脳よりも間脳視床下部の働きが強く、論理的ではなく直感で「なりたい!」を判断しています。そのために、「理由は良くわからないけど、○○になりたいの・・」のような反応です。直感が閃く瞬間の多くは、出会った大人に感動したり、体験を通じて喜びを感じたことが中心です。オーケストラのコンサートに行って、「バイオリニストになるたい!」と思ったり、満天の星空やオーロラを観て、「科学者になりたい!」のような閃きを得る子供が多いのはそのためです。
その小さな「なりたい!」の芽を見つけられると、将来の夢に紐づく「子供の天才」の鉱脈に突き当たるかもしれません。
これらの多くは、大脳での論理的な思考は低く、純粋に出会った誰かに惹かれているのです。一般には、映画やテレビ、まんがの主人公に憧れて「○○になりたい!」と言い出すことが多いようです。その意味でも、子供へ読み聞かせたり、与える本は、出会わせる人は、良質な物語がベースになった作品(人)を選ぶことをお勧めします。
また、テレビや映画については、現代の作品は過激なものも多く存在します。全てが悪いと言うわけではりませんが、過激な作品や悲劇作品でもヒーローはヒーローです。子供がそのヒーローに憧れてしまうと、「相手を攻撃してでも正義を守る」のような未来像を持ってしまうかもしれません。
それらの観点から、戦いのシーンが頻繁に現れるものや猟奇的ホラー作品など、ストーリーが悲劇顛末になっている作品は避けたほうが無難なのでしょう。個人差はあれど、人の心は生後20年ほどの期間を経て段階的に形成されていきます。親からの愛を感じ、また友達や学校の先生とのやり取りを通じて、そして地域社会とのコミュニケーションや自立を通じて人としての良心を育んでゆきます。
大人が、日常にインパクトが欲しくて鑑賞するホラー映画などは、心の形成過程である子供には成長の妨げとなります。発達段階にもよりますが、愛情の表現を歪めたり、夢や希望の芽を摘んでしまうことにもなりかねません。大人の視点ではなく、子供の夢を刺激する良質な作品を厳選することが大切となります。
すでにお分かりかもしれませんが、最も効果的となるのは、
人の語りによる「聴覚」ベースの情報インプットです。
その話し手さんを見てはいますが、集中しているのは耳からの声です。その語りを聞きながら、子供は情景を想像してゆきます。特徴的な写真1枚があればいい。1話が12枚や18枚の絵からなる紙芝居などもいいですね。話すテンポや声の抑揚も伝わることで、聞き手である子供の想像力が起動します。まるでドラマやマンガを観ているかのように、その写真の中の人物が、心のキャンバスで動き出すのです。
次に理想的な本(伝記)からのは視覚です。
同じ五感のうちの一つを使っての刺激ですが、読み進めるテンポは自分のペースです。伝記は、挿絵に当時の写真や絵が載っていることが多くあります。読み進めていくうえで、その写真に写る主人公の活動シーンを思い浮かてゆきます。司馬遼太郎さんのような良質の書き手は、読み進めるうちに主人公が勝手に動き出す文章で構成されています。まさに文筆の天才ですね。
名著作は、主人公が勝手に動き出します。大人から子供まで、何十年に亘って愛される所以でしょう。
最後に、テレビや映画などのドラマは、
聴覚と視覚の二つの機能を使って物語を追っていきます。
1つよりも2つの感覚機能を使っての情報をインプットするので、一見いいようにも思ってしまいますが、なるには式天才教育では3番目の方法です。
勘のいいあなたはお気づきのことと思いますが、映像は、視覚的にインパクトがありますが、膨大な情報量となって子供の大脳を処理稼動させます。
本来、子供は間脳が活発に動いており想像することが得意です。感じる感性にも長けています。大脳が掌る倫理的思考は得意ではありません。
視覚情報が少ないホンモノさんの講話は、子供の想像を掻き立ててくれます。次いで、本や紙芝居となるわけです。これらに比べて、映像が主体となる作品は、得意ではない大脳を使うことと、情景が映像で表現されていますので、想像する必要性がなくなってしまいます。間脳視床下部のビジュアライゼーション能力、つまり想像力の起動が映像主体の作品では弱まってしまうのもやむを得ないですね。
「なりたい!」と子供が感じるのは 天からのメッセージです。
やっぱりホンモノは違いますからね♪
人一倍純粋で、人一倍がんばった夢を実現した先輩。
そして、心ある大人が周りで応援してくれたことで実現した実話はどの作品よりもステキです。純粋な子供は、その人の話を聞いて自分の未来を心のキャンパスで疑似体験するのかもしれません^^ 読者の皆さまも、子供の「なりたい!」を想像力から発掘してみるなるには式天才教育の視点もお持ちになられてみてはいかがでしょうか?
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