そろばん、こんなにがんばっています✨✨
小正月もすぎてしまいましたが💦
新年最初の記事なので……
2023年、
新年、明けましておめでとうございます✨🎍✨
子供たちの「なりたい夢」を応援する「なるには學問堂」、
今年も子供たちの輝く瞬間を見逃さず、
「天才(天賦の才能)」を育んでまいります✨✨✨
どうぞよろしくお願いいたします🙇
さて、今回は、そろばんプログラムについて🧮
そろばんプログラムは、
創作アートのように、その日のうちに目に見えて「成果」が実感できるものではありません。
わからない/できないことがあっても、
気分が不調なことがあっても、
ずっとずっと地道に続けて、
わかること、できることが少しずつ少しずつ積み重ねられていく……
そんなプログラムです。
そして!
「こんなに真剣な表情、するんですね!」
と、お母さまやお父さまがおっしゃるほど、
みんな、本当にキリリとした真剣な様子でとりくんでいるのです✨✨✨
いやもう、本当に、見学に来ていただきたいくらいに✨✨✨
今回は、そんなそろばんプログラム様子をご紹介いたします。
1年生。
「なるには」に入る前にそろばんに触ったことのある人はゼロ。
みんな、「そろばん」というものすら知りませんでした。
そんななか、
「なんだろう」
「どんなふうにするんだろう」
と興味津々の人たちもたくさんいました。
とはいえ、
「これはおもちゃではありません」
「車のように動かして遊ばないように」
なんて、「そろばん」を習う以前のことから話さなければならなかったのも事実です💦💦💦
🧮
そんなふうにして「そろばん」に取り組み始めた1年生の、秋以降の様子を
そろばん担当の先生の日々の報告から詳しくご紹介いたしましょう。
(とても全員分はご紹介できないので数人のみ🙇)
「なるには」の先生たちがどれほど子供たちをよく見ているか、
一人ひとりに合わせた接し方、指導をしているかを
垣間見ていただくことができるかもしれません(^_-)-☆
👦Aくん
最近やる気、絶好調だったAくん、今日はやる気スイッチオフ気味でした。
「Aくん、そろばんだよ~」と呼ぶと「ヤダ~、入りたくな~い」とのこと。
せっかくできるようになってきたのにもったいない💦と思い、「いったん入って、無理そうなら途中で出ても大丈夫だから入ろう」と誘ってみました。
すると、とりあえず入ってくれたのですが、いつもは一人でスラスラ解いてくれるのに、今日はやる気スイッチ不調💦
1問解くごとに「先生わからない~~。先生が一緒に解いてくれないと無理~」とバブちゃんモードも入ってたいへんなことに……💦💦
でも、最後まで入ってくれたし、最近頑張ってくれていたので、たまにはいいかなといった感じでした。
👧Bちゃん
新しく入った「足せない」(もう使える玉がなく繰り上がりが必要なときの方法)に少し慣れてきたようです。
そろばんに取り組む間隔が空いても、リセットされておらず、初めから解説しなくても大丈夫でした。
今日は問題を見るとそろばん使って「足せない」の解き方で解こうとしてくれていました。
「足して10になるペア」は混乱するときがときどきあって、解き方は正しいけれど間違えてしまうことがありました。
また、答えが15になる問題で答えの出し方は正しいのに、いざプリントに書くと10と書いてしまうという惜しい間違いも……。
でも、今日は「足せない」40問越えで48問クリア! とてもがんばっています!
👦Cくん
これまでにも間違えたりつまずくとグズグズモードなってしまうことが多かったCくん、
5玉を使うところに入ると苦戦してつまずく子が多いので、Cくんのメンタルで「5玉」に挑めるか心配でしたが、
最近は5玉の問題で間違えてもグズグズモード入ることなく一つひとつていねいに解いてがんばってくれています。
👧Dちゃん
「引けない」(繰り下がりが必要なときの方法)をだいぶ理解してくれて問題なく解けるようになってきました。
ただ、そこに「足せない」が混じった問題になると、自信がないものはすぐに「せんせい、わかりません」と呼びます。
「足せない」「引けない」混じった問題が苦手なようです。自信がないものもあるけど、強く言われるのはイヤ。
でも、かまってほしい。できるはずなのに「せんせい、わかりません」コールをすることがあります(笑)。
でも、最近は「そろばんだよ」と呼ぶとすぐに準備して来てくれるので、「やる気はあり」ということで「いいかな」といった感じです。
👦Eくん
今日はやる気スイッチ「絶好調!」。
「足せない」の他に新しく「足せない」の総合まとめテストも終わり、「引けない」に入ることができました。
「引けない」の解き方を解説するとすぐに理解。問題なく解けていました。今日は部屋に入っておしゃべりすることなくすぐに集中!
「引けない」を習った後もやる気失速することなく45問クリア!
アラームが鳴った後も「あと3問でキリのいいところだから、まだしたい」とのこと。キリのいいところまで解いてもらいました。
今日は初めから最後まで集中して頑張ってくれていました。
👦Fくん
「引けない」テキストの1周目、順調で、「5玉」を使うテキストに進めそうでしたが、Fくん、そのときは先に進む自信がなく、
本人の希望で「引けない」テキストをもう1周することに……。その2周目の「引けない」も問題なく解いていました。
ところが、「5玉」に進んでいる子のなかに苦戦している子が最近チラホラいる影響で、次に進むのを少し怖がっている様子が見られました。
「引けない」のテキストが終わりそうになると、「もうすぐ5玉や〜」と言いながらセーブして解いているのです。
今日も、あと1枚のところで「次で5玉や」と言いながら足踏みセーブ作戦💦
でも、時間になる前に2周目終了。ヨイショヨイショ作戦発動!(^▽^; 「5玉」テキストに進むのをOKしてくれました。
解き方を解説した後も不安そうに解いていましたが、問題なく解けていて、あとひといきで新しいところをどんどんやる気になれそうだったので
「Fくん、すごい!! 新しいところなのに間違えずに連続10問以上正解してる! これはすごいことだよ!」と激励(^^♪
「えぇ~!? そうかな~、5玉、がんばろうかな」とやる気になってくれました。
👦Gくん
Gくん、新しいところ(5玉)に進めて、またやる気が出てきたようです。最近では40問越えを目標にしてくれています。
今日は35問。悔しかったようで「あー、35問……。あと5問で40問やったのにぃ~」ととても悔しがっていていました。
最近がんばってくれています!
👧Hちゃん
今週は頭が痛くなったり、今日は喉の調子がよくなかったりと体調面でコンディション悪い日があって、
しんどかったのか、今日は「そろばんだよ~」と呼ぶと、「入りたくない……」と言われてしまいました。
でも、Hちゃんと親御さんの話し合いで「そろばん、がんばる」という方向の話になっているので、「一度入って無理そうなら出て大丈夫作戦」を実行。すると「入る」と言ってくれました。
今日は限界がきて途中離脱となりましたが、印をつけたところまでがんばりましたし、終わりのあいさつも完璧。
しないといけないことはちゃんとしてくれて、とてもえらかったです!
👧Iちゃん
最近少しやる気スイッチ不調気味💦
解らないわけじゃないけど、「引けない」の終わりかけもゆっくりゆっくりといった感じです。
前回「引けない」が終わって「5玉」を習ったときも、リアクションが少なく、ゆっくり解いていました。
なので、「5玉は難しかったかな?」と思っていましたが、今日はスラスラと快調!
「5玉」に「足せない」「引けない」が混じった問題でも、解らないところは「お友だち表」
(足して10になる数字の組合わせ表)を見ながら自力でスラスラ解けていました。トータル52問で絶好調!「5玉」の理解、大丈夫そうでした。
40問越えしてがんばってくれたので「なるにはノートのそろばんのところに花丸つけとくね」と伝えると「やった~!!」と笑顔を見せてくれました。
👧Jちゃん
「引けない」をしていましたが、難しいらしく本人の希望で「引けない」はお休みして「足せない」をもう一周。
でも、その「足せない」も終わり、「引けない」に戻ってきました。
久しぶりで少し忘れていましたが、軽くおさらいして「解き方は『足せない』と逆」と伝えるとしっくりきた様子。その後は一人で問題なく解けていました。
「引けない5」のところで、引っかけ問題の「15-5」に少し苦戦していましたが、一緒にやっていくと正解。久しぶりの「引けない」でしたが大丈夫そうでした。
👧Kちゃん
「5玉」に入りました。
「1+4」の5玉のところ。「5玉」を習いたてだと、「足せない」(10の位への繰り上がり)の「4」と解き方が混ざって混乱しがちな子が多いなか、
「5玉がある(使える)」をちゃんと理解してほぼ一人で解けていました!
理解力、素晴らしかったです。
👧Lちゃん
「引けない」1周目のときに挫折してダラダラしながら解くことが多かったLちゃん、
一度、得意の「足せない」に戻ってから「引けない」の2周目。順調に解けてきて新しく「5玉」に進めることに。
「5玉むずかしい~」と言いながらもダラダラすることなくがんばってくれるようになってきました。
👧Мちゃん
今日は集中力絶好調!
70問以上解いてました。その数に本人もビックリ!(笑)
うれしかったようで他の先生たちにもがんばった数を伝えていました。
「5玉」で「足せない」と「引けない」が混じった問題で、「5玉」を使うことはできているけれど「足せない」の「10」(繰り上がった「1」)を足し忘れた、などがありましたが、「5玉」大丈夫そうです。
2年生はかけ算やわり算もしています!(^^)!
👧Nちゃん
かけ算、わり算で間に0が入ってくる問題が少し苦手なようです。自力でも解いてくれますが「0が~」のときは間違い多かったです。
間違い直しを一緒にゆっくり「0が~」と言いながらやると解けているので、慣れれば正解率が上がって自力でも解けていけそうな感じでした。
👦Оくん
わり算の問題。九九表を見ても大丈夫な級ですが、見ずに、覚えている範囲での九九で解こうとして間違えたり解けなかったりすることがあります。
「先生、わからない!!」と「わからないコール」が入りましたが、一緒に九九表を見ながら1番近い割れる数を探してすると解けています。
頭の回転がものすごく速くて何でもスピーディーにやりたがるОくんらしい間違え方ですね。
「面倒くさがらずに九九表を見てしましょう!」と声かけするようにしました。わり算の解き方は理解してくれています。
◆3年生以上はかけ算、わり算、見取り算(足し算、引き算の混じった問題)をしています。
👦Pくん
かけ算、わり算、みとり算の問題。
「よし、早くできた! めっちゃ簡単やったから、めっちゃできてると思う!」と上機嫌!(^^)!
時間内に必要問題数以上を終わらせていてすごかったです。
ところが! かけ算、わり算の「0」がつく問題で「0」の存在を忘れていて、他はあっているのにケタが……💦💦 惜しいっ!
「先生どうやった? 全部正解してる?」と目を輝かせるPくんに、「0がある問題以外はあってるよ~。0がある問題も数字は合ってるのに……」と伝えると、「あー、0、注意するの忘れてた! またや!」と悔しい表情。
本人も「0」がつく問題にミスが多いことを自覚しているようでした。
◆金曜日はタイムトライアル!
1年生を中心に、みんなとってもがんばっている様子を見ていただきました!(^^)!
ですが、1年生、
プログラム開始になかなか集まらなかったり、
ダラダラしちゃったり、
「わかりませ~ん」の甘えっ子モードが続いたり、
ということもあるのが現実……(^▽^;
そこで、
そろばん担当の先生たち、考えました!
そして、決行!
タイムトライアル!
次のような段取り/お約束をまず聞きました。
①はじまりのカギカッコと、そこから10問かぞえて終わりのカギカッコを先に書く。
(初回は練習なので10問に。そのあとは20問)
②えんぴつを持ってスタンバイ。
③「よーい! スタート!」でいっせいに開始。
④10問(または20問)終わったら、「終わりました!」と先生に合図。
⑤先生が読み上げた秒数を記入し、あいさつをして退室。
★ただし、もっと続けたい場合はストップウォッチが10分になるまではいつもどおり続けてOK。
いつもよりさらに真剣です!
初回。
たぶん泣く子がいるだろうな、
と、そろばん担当の先生が予想したとおり、
途中で問題がわからずに泣いてしまった人がやはり数人(^▽^;)
でも、いつもはスローなQくんや、Rくんがかなり早くにできたり、
わかっているのに自信がなくて「わかりません」と呼ぶSちゃんが、呼ばずにスラスラやって、めちゃくちゃ早かったり……。
びっくりでした!
結果はこのように表示されます。
「+⑨」「+6」などと数字が書いてあるものは、タイムトライアル後にがんばった問題数です。
その日の気持ちで「そろばん」の進みも左右されるSちゃん、
タイムトライアルの日は絶好調だったようで、スラスラ解けて4位!
すご~くうれしかったようで、遭遇する先生たちみんなに、
「4位だったの~!」
と報告していました(^^♪
焦らずに自分のペースで1問1問解いっていった結果、6位に入っていていたRくんも、
「せんせ~、6位に入ってる~」
と、うれしそうに言いに来てくれました!
その後も、何度もホワイトボードの前に確認している姿が……(^^♪
ほんとうにうれしかったのですね✨💖
🧮
お迎えの時間帯にはこんな光景が……。
子供たちが自主的にお母さまやお父さまをホワイトボードの前に案内し、
自分のタイムを誇らしげに見てもらっていたのです。
「えっ!? 10問をこの時間でやったってこと!?
天才ばっかりってこと!?」
と驚かれる方、続出でした!(^^)!
実は、そろばん担当の先生は、
他者への関心が強くて、ほかの人を褒めるのも得意なカラーの1年生、
目に見える結果が出るタイムトライアルは合ってる気がする…とうっすら思っていたとのこと。
みんな、保護者の方に自分のタイムを報告した後、
「Tくんが1位で、Uちゃんが2位で、Vくんが3位なんだよ!」
と、ほかの子たちのこともお目々キラキラで報告✨✨
ほかの子のお父さまに一所懸命おはなししている子もいました。
ピョンピョンしながら(笑)
タイムトライアルを始めたことで、保護者のみなさまにも、
「そろばんってこんな感じなんだ!」とより興味をもっていただけた模様。
とってもうれしいことです(#^.^#)
というわけで、
泣いてしまったり、久々だったりの子をフォローしつつ、
改善していきながら、
金曜日はタイムトライアルが続いていきそうです(^^♪
◆ワクワク、ドキドキ、検定試験🧮
さて、こんなふうに日々、そろばんに取り組み、
がんばっている子供たち。
それぞれの課題(足し算、引き算、見取り算、かけ算、わり算……)のテキストの最後まできても、まだ不安なときは、もう1周、さらにもう1周と繰り返して練習します。
どうしてこんなにもがんばることができるのでしょう。
それはまず、「伸びていきたい」「成長したい」「できるようになりたい」という、
子供たちが(いえ、人が?)基本的にもつ成長・進歩への渇望(意識的にせよ、無意識にせよ)があるのかもしれません。
そして、その後に得られる達成感✨✨
それをはっきりと味わえるのが次の級に進むときの進級検定試験です。
「もうこの部分は充分習得できている!(^^)!
次の級に進んでも大丈夫!」
と先生が判断したとき、検定試験を受けます。
ドキドキ緊張して……
いつもよりさらに真剣なまなざしです。
合格です!
なんと、このときは2人とも満点でした。
すばらしいヽ(^。^)ノ✨✨
そして、進級の表彰式で合格証書をもらいます。
昇級し、賞状ももらえることを子供たちはものすごく喜びます。
表彰式のときにタイミングよく保護者の方がお迎えにいらしたら、
もちろんご参加いただきますよ(^^♪
そろばんプログラムは、どちらかと言うと地味なプログラムでしょう。
「楽しい!」と思える時期もあるかもしれませんが、
基本的に子供たちの「がんばり」が必要です。
でも、だからといって、しない、逃げるのかと言うと、けっしてそうではありません。
ちょっとでもしてみる。
どうしてもできないなら、抜けてもいい。
そんななか、
わかったら、うれしい✨
できたら、うれしい✨
先に進んだら、うれしい✨
自分が思ってるより速くできたら、とってもうれしい✨
検定試験に合格したら、ほんとにうれしい✨
合格証書をもらったら、うれしいし、誇らしい✨
これらはすべて、がんばったからこその「うれしさ」ですね✨
そろばんは日々コツコツ。
それぞれのペースで「成果」があらわれてきています。
そして、もちろん、
子供たちの夢を叶える土台となる精神力を確実に育んでいることでしょう。
というわけで、
「次、そろばんの人~!」
今日も「なるには先生」の声が響いています。
今後の見学説明会(無料プログラム体験DAY)の予定は以下のとおりです。
2025年度 新1年生
募集開始しました!
※夏休みコース受付開始!
※上記で日程の合わない方は
お子様とご一緒にご参加ください!
(お子様には「なるには体験」、保護者の方にはご説明をさせていただきます)