お母さまから朗報! 読み聞かせプログラムで国語力アップ!
3年生のNちゃんのお母さまからうれしいお声をいただきました。
「全国統一で行われているテストを今年も受けさせたのですが、1年生、2年生のときは2ページ目までしかできなかった(そこまでしか読めなかった)国語の問題が全部できたと言うんです! 国語は塾に行っていないし、家でも特に勉強させているわけではありません。だから、これだけできるようになったのは『なるには』で週に何度か絵本をたくさん読み聞かせていただいているからにちがいないと思います」と。
「なるには」に入られるとき、お母さまは「おはなしがあまり好きではなくて、本もほとんど読まないんです」とおっしゃっていました。
たしかに、「読み聞かせプログラム」のときは最初、早く終わってほしそうにも見えていました。
それが、気がつくと、いつも一番にお部屋に入ってよく見えるところにすわり、絵本を見ながらほかの子と競ってお話をしてくれるようになっていました。
また、「こんな本を読んでみたい」とも言ってくれるようにも……(絵本だけでなく、児童書も少しずつ連続で読んでいます)。
「なるには」では「本からの学びを大切に」との考えからメインスペースに図書室があります。
でも、読むことを強要したり、ましてや内容に関してプリントをしたりすることはありません。
1回に5冊くらいの絵本や児童書を読むプログラムが週に3回ほどあります。
読みながら子供たちとあれこれ話したり、最近自分で読んでみた本を教えてもらったり、読んでほしい本や読みたい本をたずねて用意したりします。
つまり、絵本や本をいつでも身近にふんだんに体験できる環境をつくっているのです。
地域の図書館のイベントに出かけることもあります(これは子供たちの本への興味をぐんとひろげてくれています)。
子供の成長(大人もそうかもしれませんが)は今日何かをしたから翌日変化があるというものではない、というのは誰しもわかっていることと思います。
とはいえ、自分の思っているスピードで何か「効果」が見えてくることを望むのも人の常です。
けれど、10日で変化があるものもあれば、もっとゆっくりと、でも土の中で種が芽吹きを準備しているかのように確実に育まれていくものもある。
Nちゃんの様子からそんなことを確信することができました。
子供たちの育つチカラ、絵本や本が身近に体験できることのチカラを信頼して、「なるには」ではこれからもいろいろな絵本・児童書を読んでいきます。
ただいま、新1年生入会募集中です(他の学年の方も随時受付しています)。
ぜひ一度、見学説明会にご参加ください。