カイワレ観察実験🌱 最終観察&考察-育ちや味を確認しよう
さて、前回のつづきです。
(前回の内容はコチラ 前回の記事「カイワレ観察実験🌱 まさかの大ハプニング!?」)
10日あまり育ったカイワレたちの観察と考察をします。
和泉貴子さんにふたたび来ていただきました。
みんなで準備したカイワレたち、
それぞれに育っていますよ。
ここで、おさらいです。
カイワレのタネ、ほぼ同じ量。
置く部屋(つまり光、室温)も同じ。
水も同じタイミングでほぼ同じ量。
異なっている点は、それぞれにかける言葉。
その言葉とは、以下のとおりです。
- 「ありがとう」
- 「だいすき」
- 「きれいだね」
- 「ばかやろう」
- 「もやしやろう」
- 「…………」(無視)
7月28日から8月9日。
10日あまり過ぎて、カイワレたちはどんなふうに育ったでしょうか。
まずは観察。
育ち方にちがいはあるか、見てみます。
- 育っている量は?
- 葉っぱの色は?
- 茎の向きは?
- それぞれのお皿でいちばん成長しているカイワレの長さは?(定規で測ります)
次に、味見をしてみます。
かけた言葉のちがいによって、はたして味にちがいはあるのか!?
子供たち、おっかなびっくり、口に入れてみると……
からい、から~い💦
だよね~、カイワレダイコンだもんね(^-^;
あわてて、お水やお茶を飲んで……(笑)
続けます!
これ、不思議なことに、
かけた言葉によって、「口に入れるなり激辛!」というものと、
「最初は甘い感じがする」「深い味わいがある」というものがあるのです!
「激辛」は、そう、「ばかやろう」「もやしやろう」など、いわゆるネガティブな言葉をかけられて育ったカイワレたち。
「甘い味」は、「ありがとう」「だいすき」「きれいだね」など、いわゆるポジティブな言葉をかけられて育ったカイワレたち。
信じられない!?
ですよね~(^^;
でも、そうだったんです!(^^)!
半信半疑のみなさま、ぜひ実際に育ててみてくださいね(^_−)−☆
観察と味見の後は、
どんな様子だったか、どんな味だったか、
意見を集約します。
上級生がたずねて、まとめてくれました。
まるテーブルからはみだしていた3、4年生も後ろで手をあげてくれていました。
さて、フォームに記録していきます。
観察記録だけではありません。
さらに、考察もします。
どうしてそんな育ち方、味になったと思うか……
そして、それらのちがいが言葉がけと関係があると思うか否かも考察します。
その他、この実験を自分のくらしのなかでどう生かせるか、
この実験の感想なども考え、言葉にして書きました。
こちらは2年生の女の子のシートです。
こんなふうに考えて、言葉にできるというのは素晴らしいですね✨✨
ワクワクで始まり、驚きあり、ハプニングありの2017年夏休み「なるにはカイワレ観察実験」。
毎日、みんなでしっかり言葉をかけて、観察、考察もがんばりました!(^^)!
みんな、楽しんでくれたかな?
とってもよく書けた人は、夏休みの自由研究に提出する人もあるかもしれませんね(^_-)-☆
学校の先生、ビックリされるかな(*’’▽’’)
この観察実験に参加した子供たち、これからカイワレ菜を見るたび、口にするたびに、この実験を思い出すことでしょう。
そして、そのとき、どんなことが思い浮かぶかな?
それは、今はだれにもわかりません。
でも、きっと何かが思い起こされるにちがいない、っておもしろいですよね。
これぞ体験のチカラでしょう!(^^)!
「なるには」の夏休み、これからも引き続き、いろいろな体験をします。
お楽しみに~(*’▽’)ノ
このあとの見学説明会の予定はこちらです。
ぜひ一度「なるには」においでください。