カイワレ観察実験をしているよ
この夏休み、「なるには」ではちょっと変わった「カイワレ観察実験」をしています。
ほぼ同じ量のカイワレのタネを6セット用意して、
成長を観察、比較します。
水の量も、日当たりも、室温も同じ。
でも、全部同じなら、意味がありませんね(笑)
何を変えるか。
そこが「ちょっと変わった」というゆえん(o^―^o)
なんと、カイワレたちに言葉をかけるのです!
そして、違いは、6皿それぞれにかける言葉です(正確には、1皿は言葉がけをしませんが)。
なぜこのような観察実験をすることにしたか。
きっかけは『水からの伝言』という絵本です。
その絵本の中には、雪の結晶と同じように、水も結晶写真を撮ることができて、
水質のみならず、容器に入れた水のまわりで音楽をかけたとき、さらには文字を容器に貼ったときに結晶の形が変わることが書かれています。
えーっ!? ほんと~!? すご~い!
じゃ、植物にいろんな言葉をかけて育てたらどうなるの!?
と思って、ご自身のお子さんと一緒に実験してみた方がいらっしゃいます。
(カイワレダイコンにしたのは成長が早く、比較がしやすいからです)
「なるには」ではこの夏、その方、和泉貴子さんにおいでいただき、子供たちと観察、比較をしてみることに……。
まずはこの絵本を見て、聴いて……。
次に、どんな言葉をかけるかを決めます。
まず、基本の(?)3つはこちら。
- 「ありがとう」
- 「ばかやろう」
- 「…………」(無視)
これら以外に3つを決めますよ。
学年ごと、あるいは近い子たちのグループで考えて、
いろいろ出してもらい……
多数決することに。
はたして……
残り3つは次のように決定!
- 「だいすき」
- 「きれいだね」
- 「もやしやろう」
これから約10日間、これらの言葉をカイワレにかけて
成長を見守ります。
このあと容器とカイワレのタネが配られました。
計量スプーンでだいたい量ったものを
まんべんなく広げます。
みんな、触りたくてしかたないから、
広げてるんだか、集めてるんだか……のグループも(笑)
いろんなこと、たくさんしてみたい気持ちはわかりますが、
今回は、触るのはここまで!(^^)!
これからつける観察記録の用紙に大切なことを記入していきます。
「なぜこの観察をするのか」
「絵本を見てどんなことを知ったか」
などなど。
みんな、とても一生懸命、書き込んでいましたよ。
1年生も、2年生も。
さぁて、かける言葉によってカイワレたちの成長に違いは出るのか!?
実は、すでに大きな違いが出ているのですが、
続編をお楽しみに!(*^^)v
このあとの見学説明会の予定はこちらです。
ぜひ一度「なるには」においでください。